平成24年9月19日の事案について、当サイトの見解

http://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2012091919284436

 オンラインゲームでトラブルになった相手のパソコンに、コンピューターウイルスを送信、感染させたとして、府中署と広島県警サイバー犯罪対策室は19日、不正指令電磁的記録供用・同保管の疑いで倉敷市、高校1年男子(16)を書類送検した。

 送検容疑は1月19日、自宅でオンラインゲーム中、広島市中区、無職男性=当時(41)=が少年のマナー違反を注意するメールを送ったことに立腹。男性のパソコンにメールソフトの画面が繰り返し起動する通称「ブラウザクラッシャー」と呼ばれるウイルスのアドレスを送信し、クリックした男性のパソコンが感染、制御不能にさせた疑い。

 また7月28日、警告画面が次々と立ち上がる別のウイルスを自宅のパソコンに保管していた疑い。

 同署などによると、少年はインターネットからウイルスを入手し、「腹が立ったのでやった」と容疑を認めている。

この事案は、オンラインゲームでのトラブルから、ブラウザクラッシャーのURLを貼りつけ、41歳の男性に踏ませた少年が書類送検されたというものです。
この事案に関して、ブラクラ美術館(以下、「当サイト」)の見解を掲載いたします。

まず第一に、当サイトはブラウザクラッシャー(以下、「ブラクラ」)のリンクは貼っていません。
当サイトに掲載しているブラクラのURLはあくまで文字列であり、ハイパーリンクはありません。従って掲載しているブラクラへ当サイトからアクセスするには

等といった方法を取る必要があり、偶発的にアクセスする可能性は限りなく低いと考えています。

第二に、当サイトの趣旨ですが、当サイトはブラクラを「美術作品」としてとらえ、紹介するとともに、実際の事例を紹介することによって警戒心を高める目的として運営しております。よって悪意は一切なく、また特定の人物に対する怨恨などの感情、また不特定多数に対するテロ意識や愉快犯的感情からブラクラのURLにアクセスさせるために当サイトが存在するのではありません。

第三に、当サイトに掲載された情報を他者が悪用する可能性については、当サイトは一切責任を持てません。その可能性について何か請求するのは、刺殺事件に使われた包丁の製造者を訴えるような不条理な行為であると考えています。
当サイトに掲載している情報は、2ch専用ブラウザのNGリストに使う、自己の警戒心を強める、ブラクラの実情を知り、対策を講じる参考にするなどの有効利用法が存在する一方、今回の事案のような悪用法も存在しますが、それは閲覧者個人の考えによるもので、当サイトおよび管理人(私)に責任は発生しないものと考えています。また、当サイトに掲載されているブラクラに自分の意思でアクセスし、それによって何か被害を被ったとしても、それは各個人の問題であり当サイトは責任を持てません。

以上の点以外の疑問に関しては、管理人のメールアドレス(regestry1[at]gmail.com)までお寄せください。


平成24年12月30日 ブラクラ美術館管理人 れじすたー